2004年度の著作権使用料は微増、ビデオ・DVDの落ち込みに不安~JASRAC発表

▶ in ソフト posted 2005.05.18 Wednesday / 22:43

消費者はそれだけ世の中に出てくる著作物が魅力のないものと判断しているのではないでしょうかねえ。
Internet Watchのこの記事によりますと日本音楽著作権協会(JASRAC)は2004年度の音楽著作権使用料徴収額を公表しました。それによりますと、2003年度に比べ1.2%の増加となっているとの事ですが、DVDやビデオの使用料が鈍っている事に憂慮を感じているとの事です。これに関連してこちらの記事には著作権法改正に向けた要望として没後70年となっている現在の著作権保護期間の延長や、デジタル音楽映像記録機器やメディアに課せられている私的録音補償金制度をiPodなどの俗に言う「ソリッドオーディオ」やデータ記録用のCDやDVDのからメディアからも徴収すべきだという事を上げていると報じています。消費者が携帯電話やインターネット等、昔と比べて消費するお金に変化がある中で著作物を購入しなくなっている背景には確かにインターネットで違法コピイされた著作物が蔓延している事も原因の一つに挙げられるかも知れません。ただ、それだけ「購入する価値のない著作物が世の中に蔓延している」という事も著作者たちは反省するべきだと思います。かつて僕らが学生だった頃、少ない小遣いの中で欲しい音楽を手に入れるのに必死でした。ほとんどがレンタルレコードで済ます中、自分のひいきなアーティストはその貴重なお金を奮発してオリジナルのレコードやCDを手に入れたものです。今あふれているコンテンツの中にその「貴重なお金」を使うことの出来るものがどれだけあるのでしょうか。消費者は著作物と言う形の見えないものに対してお金を出すわけですからもう少し考えて欲しいと思います。ましてや私的録音補償金のように「なんかよう分からんけど取れるとこから取ったれ」みたいな制度の拡大を考えている事自体、日本の著作権制度そのものは腐りきっていると思います。

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